『最近の若者は…』を作り出しているのは。
最近の若者は挨拶すらできない。
そんなことを言っている20台後半~の社会人は多い。
でもそれは若い人が原因ではないような気がする。
『挨拶される側』『受け手の問題』が大きな要因ではないでしょうか??
・挨拶とは誰もが教わっている。
もちろん、学校や会社で挨拶の大事さは言葉では教わっている。
ただ、それが必要ないと思うような事が起きているからこそしない。
会社で偉い人が挨拶しない。
いや、されるまでしないからこそしなくても良いと考える。
逆に、立場が上の人が朝出勤し自ら元気よく
『おはようございます』と言っていますか??
少なくとも学校の先生は大きな声で挨拶します。
だから生徒も挨拶をしっかりできる割合は多い。
できなくなるのは周りの大人が積極的にしないからである。
・『今どきの若者は』『昔はこうだった』
よく聞くフレーズですが
先ほどの状況に置き換えると
『自分たちの教育』
いや、もっといえば
『自分たちの立ち振る舞い』が原因では??
人は尊敬する人の真似をする。
子供のころから親の真似をする習性があるが社会人でもそう。
『最近の若者』がしなくなったことは
『最近の中年、年配』がしっかりしなくなったからでもある。
今の成長した経済を育てた今の社会人の方々だからこそ
この状況を打破できる力がある。
ふんぞり返った偉いさん、お堅く恐ろしいオーラを漂わせる上司はもういらない。
今後の状況を少しでも良くするのであれば
『若者の文句』や『昔話』をしているべきではなく
有識者で実績のある、素晴らしい中年、年配層の方々から
『最近の若者』になってほしいように、演じてみてもらえば
きっと社会全体がもっと楽しく働き、活気のある会社が生まれると思う。