出来る部下に育てる。と共に自分の成長に気づく。
昨日は部下に1日店を預けた。
本日より3連休で実家に帰ると部下から報告を受けていた。
担当であった仕事ができておらず、また当日の仕事もやり残しばかり。。
従業員からは文句や愚痴ばかり飛び出し、1日何をやっていたのかと激怒し
1日の動き方を防犯カメラで追ってみた。
タバコを吸う時間や従業員との雑談、横のつながりか
その他社員であろう相手と笑顔で長電話。
思わず休暇中の部下に怒りの電話をかけようとしたその時に
「唯一やってくれていた仕事が○○ありました。ありがとうございます」と従業員。
その従業員の顔はできていなかった事よりも
できていた事に対しての本気のありがとうを次回部下に伝えるでしょう。
ふと我に返り電話の手を止め、自分は部下にありがとうとメールを送りました。
私のこの行動が正しいか間違っているか。
もちろん出来ていなかったことは次回出勤時に伝えるつもりであるが。
立場が上がれば上がるほど。責任が重くなればなるほど。目線が自分勝手になる。
自分なら当たり前にできることができない、やれないから部下であり
できるようにしてやることが上司の仕事である。
ただ、叱責し追い詰め部下の成長ペースに合わせずできないことだけを問い詰める。
部下の弱みや、足りない部分、悪いところだけが見えてしまっているのでは
特定の人しか育てられない。自分のやり方に合う人材しか使えない。
今日、その従業員のありがとうのおかげで私は自分のやり方を見失わなかった。
逆に「ありがとう」と伝えると「は??」みたいな顔されましたが。。。
少子高齢化が進む中、若い人材は宝である。
部下のモチベーションをやらされる仕事、やっつけ仕事の状態から
いかに自らの選択でやるように仕向けるか。できるように持っていくか。
出来の悪い部下なんていない。
上司が感情ではなく、「できる」を増やしてあげる、認めてあげる。
人の良い部分を探し承認していくこと。
今の自分が大切にしていることが再確認できた日でした。
きっと、すべての人が怒る、説教、問い詰める前に
できたことを探してあげる、認めてあげる、良いところを伸ばしてあげる事ができれば。
時代が変わる中で働き手の数も人柄も時代も変わる。
できる人は変化に柔軟に動き、できない人間は変化を恐れ否定する。
今後の時代、大切なのは働き手全員が幸せになることが
最高の顧客へのサービス、提供を行うための1番の武器になるのだろうと思う。